2008年(平成20年)4月28日、日本国際医療奉仕連合会は中華民国(台湾)総統府にて、陳水扁前総統(任期2000年5月20日〜2008年5月20日)に 表敬訪問致しました。
下のサムネイルは、総統府から届いた表敬訪問承諾の手紙です。
赤いレンガに白のアクセントがモダンなルネサンス様式の中華民国総統府は、日本統治時代の1919年、日本の建築家森山松之助、長野宇平治の設計によって建てらたものです。
現在は、文化資産保存法により国定古蹟に指定されています。
当日は大変いいお天気に恵まれ、総統府の上には抜けるような青空が広がっていました。
しかし、晴れやかなうきうき気分を制するように、建物正面玄関は警官や銃を持った憲兵による厳戒体制。
ボディチェック、手荷物検査を受けた後、わたしたちは緊張の面持ちで建物の中に入りました。
陳水扁前総統はボランティアに大変力を入れておられ、様々なボランティア活動を実践なさっています。
日本国際医療奉仕連合会も医療ボランティアを推進している団体であり、ご縁があって今回の訪問となったものです。
陳水扁前総統は大変気さくでお優しい方で、代表者のみならず、みんなひとりひとりにご挨拶をして下さったので、さきほどの緊張の糸もほぐれ、なごやかな気持ちでお話をすることができました。
任期が終われば諸外国に出向き、今よりももっと広くボランティア活動をしたいとおっしゃっておられ、私達の活動にも大きな共感を示して下さいました。
陳水扁前総統との歓談は当初10分間の予定が組まれていたのですが、実際は予定時間を大幅に上回り約60分も歓談して下さり、大変光栄でした。
今回の表敬訪問記念に頂戴した、国賓級のお酒です。
このお酒は他国の大統領、総理大臣そして大国の大使等、国家の賓客にしか贈られることのない大変貴重なもので、
万年おけるお酒だそうです。
陳水扁前総統表敬訪問は、私達にとって大変意義のあるものとなりました。
私達はこの日本国際医療奉仕連合会を誇りに思い、今後も意欲的に活動を行なっていきたいと思います。