日本国際医療奉仕連合会は、2007年9月、台湾の中南部にある嘉義(チャイ)市を訪れ、台湾の医師たちと医療技術の交換と交流会を行ないました。
台湾に到着後、「台湾 東石郷副瀬村と阿里山(2003年7月)」のページでもご紹介しました、国際ボランティアの先駆けとなり、富安宮で守護神として祭られている“義愛公”を参拝いたしました。
その後、その“義愛公”の前で、伊藤団長がマジックを披露。
東石郷副瀬村の住民も熱心に鑑賞くださり、飛び入り参加もしてくださいました。
その後、今回の嘉義市訪問で台日交流に力を貸してくださった嘉義県警察局朴子分局を訪問。
団長の伊藤より陳錦明分局長へ感謝状を贈りました。
陳錦明分局長より台湾警察のシステムをお話いただき、大変有意義な時間を過ごしました。
いよいよ今回の台湾訪問の目的である学術交流です。
学術・技術・人材などの交流を通して台湾と日本の友好的信頼関係を築き、より広く深い社会貢献ができるようにとこの交流会が設けられました。国が変われば、医療体系もおのずから違ってきます。視野を広げていくことでよりいっそう充実した医療奉仕ができることを願っています。
翌日、阿里山へ出かけました。阿里山は台湾唯一の国定公園です。
阿里山の周りには台湾最高峰の玉山(標高:3952m)をはじめ、3000m級の山々がそびえています。
「阿里山国家森林遊楽区」の森林は見事です。自然の造形美にわたしたちはただただ魅了されました。
今回の台湾と日本の医療学術交流の旅はこうして終わりました。
今後もより一層の交流を深め、国境のない医療奉仕を広げていきたいと思っています。